社名変更への想い
Philosophy
創業の精神〈他者への貢献〉
株式会社ココラボの前身である株式会社協進印刷は、1961年（昭和36年）、横浜市神奈川区大口の地において、創業者江森勇によって活版印刷を主な業務とする「有限会社協進印刷所」として創立されました。不運にも初代社長の江森勇は創業間もない1964年に他界しましたが、日本の高度成長に助けられ順調に成長していきました。その後印刷業界では華やかな広告用の印刷物が急成長しましたが、活版印刷出身であった当社はカラー化には遅れをとりました。2000年前後からは業務のコンピュータ化、ドキュメントのデジタル化などが進み、印刷需要は減退、代わってデザインや発送・梱包などの業務を担うようになっています。
創業から一貫して大切にしてきたのは、お客様から「ありがとう」と言っていただける仕事をすることを誇りとし、ステークホルダーの幸せを第一に考え、他者に貢献する姿勢です。
〈印刷〉を通じて培ったこと
印刷物は店頭で販売している商品と違い、お客様が発注する時点で製品はまだ影も形もありません。それだけによい製品を作るためにはお客様との強い信頼関係がなくてはなりません。私たちが印刷事業を通じて得た貴重な教訓は、お客様の期待に応えるだけでなく、お客様の頭の片隅に引っかかっている「課題」を一つひとつ解決しながら仕事を進めていくことの価値です。私たちは長年の経験から、課題を解決するためには繰り返しの「対話」が有効であることを学びました。そしてそのことは社会全体の課題解決にも有効であると確信し、対話による価値創出を様々な形で進めています。
持続可能であるための新たな事業領域へ
コロナ禍による非接触社会の進展により、2019年以降印刷需要は大きく落ち込むこととなりました。ミーティングはオンラインで開催され、書類はデジタル化、チラシはスマホで見るものになりました。私たちの仕事内容も大きく変わり、新規受注の大半は「ソーシャルえほん」や「紙製クリアファイル」、「SDGsコンサルティング」などが占めるようになり、名が体を表せなくなってきたため、この度の社名変更の決断に至りました。
しかし、印刷物がすべて無くなってしまうわけではありません。紙媒体の五感に訴える力を必要とするもの、思い出とセットにしていつまでも大切にとっておきたいもの、紙媒体が醸し出す権威を必要とするものなど、多くの人に必要とされている印刷物もまだまだたくさんあります。そのような印刷物についてはこれまで同様、並々ならぬプロとしてのこだわりを持って作り続けていきます。子会社の株式会社ホットウィルを社名変更した「協進メディア・ソリューションズ株式会社」が、クリエイティブ・プリンティング、その他メディア制作の業務を引継ぎます。
いつまでも必要とされる会社として
敗戦以来「サステナブル＝持続可能性」ということを、皆がこれほど考えことはなかったのではないでしょうか。この地球が、この社会が、そして私たちの会社が持続可能であるために。社会の持続可能性が私たちの持続可能性になる、そんな事業体を目指して、62年目の新たなる旅立ちをいたします。共に持続可能であるために、皆さまからのご支援・ご協力と、私たちとのコラボレーションを心よりお願い申し上げます。
事業領域
Service
株式会社ココラボ
社会課題解決型メディア事業
社会に存在する課題の多くは、そもそもその存在を知られていなかったり、正しく認知されていなかったりするものも少なくありません。それらの社会課題について、リアルな情報をまとめ発信するコンテンツメディアを展開します。
事例：ソーシャルえほん
サステナブル商品開発・販売事業
これからの時代、サステナブルへの配慮は必須。しかし実際にSDGsに取り組んでみようとしても、なかなかハードルが高いことが多いのも事実。そんな方でも気軽に、そして意味のある取り組みを進めてもらうための製品を開発・販売します。
事例：紙製クリアファイル
CSR・SDGsコンサルティング事業
近年あらゆる場所で目にするようになったSDGs。企業にも持続可能性への取り組みを求められる社会に今、移り変わりつつあります。私たちは、株式会社協進印刷として長年CSRの活動に取り組んできました。これらの取り組みは、持続可能性をへの取り組みそのものです。このノウハウを活し、企業がSDGsや持続可能性の取り組みに参画できるための基盤づくりをサポートする事業を展開します。
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協進メディアソリューションズ株式会社
印刷事業（クリエイティブ・プリンティング）
創業以来長年にわたり培ってきた印刷のノウハウを活かし、お客様が伝えたい想いや残したいメッセージを形にします。フェイストゥフェイスだからこそ、微妙なニュアンスや思い描いたイメージを確かな技術で反映させます。
クロスメディア事業
印刷業は、ただ紙に印刷をして印刷物を作るだけではありません。どんなメッセージをどのように伝えるのか、人と人との想いをつなぐメディアを作る仕事と捉えることもできます。最終的な媒体が紙であるというだけであり、そのプロセスはWebやイベントなど様々な形式に応用することが可能です。
複数のメディアを用いて、最も効果的にお客様の想いを伝えられるサービスを展開する事業です。
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