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ソーシャルえほん

「問題」が「問題」にならない

 
現代の社会課題や社会問題の多くは、普段の生活ではほとんど意識することはありません。
例えば地球温暖化。確かに夏が暑くなっているようには感じるものの、生活できないほどではありませんし、CO2の排出量を減らそうと言われても、いまどのぐらいの量が出ていて、エアコンの温度設定を1度上げたらどのぐらい減るのかということは目には見えないので、それほど身に迫った危機とは感じられません。
同じように自殺者が増えているとニュースでは聞くものの、家族や友人が自殺するなどということはとても稀なことですし、なかなか実感としてピンと来ないのは当たり前のことです。しかし自殺者の家族の多くが「まったく気がつかなかった」と言っていることからもわかるように、身近な人が自ら死を選ぶということは、誰にでも起こりうることなのです。

なぜ、「えほん」なのか

 
人は関心のない事柄をあえてネットで調べたりはしません。いわゆる「プル型メディア」としてデータ化されてネット上にアップされた情報は、まだ課題に気づいていない人にはなかなか届きにくいものです。
一方、紙メディアはその課題に関心があるかないかに関わらず、一律に配布することができます。関心がある人だけに届けたい場合は大変効率の悪いメディアですが、それまで関心のなかった人に興味喚起するという意味では、紙メディアの「偶然性」がプラスに作用します。cocollaboソーシャルえほんがあえて紙とデジタルを併用しているのは、紙メディアの「偶然性」によって、私たちが普段意識しづらい社会課題をひとりでも多くの人に気付いてもらい、家族や友人との「対話」のきっかけにしてほしいという思いがあるからです。
cocollaboソーシャルえほんの配布をお考えの際は、紙メディアとデジタルメディアを使い分けていただくとより効果的にご活用いただけます。

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