玉川大学芸術学部での一コマで、キャリア教育支援のお手伝いをしている竹見です。その学生が、鉄の廃材で作品を制作したいというので、横浜市都筑区のものづくり工場2社にご協力をお願いし、工場見学会・廃材収集会を開催しました。2社とも、横浜から日本のみならず世界で活躍する鉄製品を製造なさっている素晴らしい企業です。ここでは書けませんが、メジャーな食品や乗り物など、この企業無くして完成しない、というお話を聞いた学生たちは目を丸くして驚き、学内でのワーキング時のゆるい雰囲気は無く、緊張した面持ちで、社長や専務からの懇切丁寧な説明に耳を傾けていました。廃材の中には、これは本当に廃棄するのか、と感じるような美しいものも。学生たちの制作意欲にもしっかりと火が灯ったようで、ますます彼らの作品展が楽しみになりました。
開催にご尽力いただきました、株式会社ミカワ精機近藤様、日生発條株式会社武山様、そしてコーディネーターの蟹江様、改めてお礼を申し上げます。