今回は自称お風呂愛好家の真島が、近隣の高濃度人工炭酸泉のレビューをしようと思います。(2024.3 現在)
会社帰りに立ち寄れるところから、まあまあ遠いところまで、比較するのは4 施設。さあ、いってみよう~!
まずは少し炭酸泉の説明を。炭酸泉とは文字通りお湯の中に炭酸ガスが溶け込んでいるお風呂のことで、弱酸性でお肌を引き締める効果や、血流が良くなって新陳代謝が活発になることによる老化防止効果などが期待されています。世界一の炭酸泉王国と呼ばれるドイツでは「心臓の湯」と呼ばれ、病気の治療にも使われるなど医学的にも注目されています。
日本でも「日本一の炭酸泉」と評される大分県の長湯温泉をはじめ、天然の炭酸温泉が数多く湧出しています。人工炭酸泉とは、専用の装置を使って人工的に炭酸泉を作るもので、銭湯などの温浴施設に導入されています。
施設名 | 炭酸の量 | 湯温 | 浴槽広さ | 温まり度 | 満足度 | 平日料金 |
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鷲の湯 (神奈川区) | ◎ | 熱め | ◯と× | ◎ | ◎ | 530円 |
ヨコヤマユーランド 鶴見(鶴見区) | × | ぬるい (露天) | △ | × | × | 1300円 タオル付 |
満天の湯 (保土ヶ谷区) | ◯ | ぬるい | ◯ | ◯ | ◯ | 950円 |
竜泉寺の湯 (旭区) | ◯ | ほどよい | ◎ | ◎ | ◎ | 880円 |
今回訪れたのは上の4施設。あくまで炭酸泉の比較ですのでご注意ください。会社近くの「鷲の湯」は街の銭湯のわりにはお風呂の種類が充実、しかも銭湯ならではの高温でどのお風呂もあっつあつです。炭酸泉は最も低温度ですが、他の温浴施設と比べるとやはり高温です。浴槽の広さが〇と×なのは、日替わりで男女が入れ替わる広めの森林乃湯と、狭めの野天乃湯があるためです。
続いて国道沿いで車のアクセスが良いヨコヤマユーランド鶴見。露天だからなのか露天にもかかわらずなのか、ぬるい上にほとんど炭酸を感じることができず、残念ながらいまひとつでした。
そして相鉄線上星川駅前の満天の湯。お風呂甲子園準優勝の実力通りホスピタリティは抜群ですが、炭酸の量がイイ感じの時とほとんど感じない時の差が大きく、ケチってる?という疑惑が拭えませんが、総合的には気に入っています。
最後はご存知の方も多いでしょう、相鉄線鶴ヶ峰駅から送迎バスが出ている竜泉寺の湯。お医者さまの炭酸泉に関する説明書きが浴槽の真上にどど~~んと大きく掲げられていて説得力があります。炭酸濃度の安定感もあり、ゆったりのんびり炭酸泉に入りたい方には、ここがオススメです。
いかがでしたでしょうか。ぜひみなさんも炭酸泉比べで楽しく健康になりましょう♪