Kurofune Soap
黒船石けん
黒船石けん
黒船石けん
サーキュラーエコノミーに貢献できる、小学生が企画して生まれた石けん
2020年6月、金沢区にある横浜市立瀬ケ崎小学校の総合的な学習の時間「せがさきタイム」で、当時の4年生の子どもたちが、「みのまわりの解決するべき問題」について考えました。その中で、「コロナの世の中を何とかしたい!」「そのためには手洗いが重要だ」という考えから、石けん作りをスタートさせました。
最初は、市販の石けんをおろし金で削って形や色を変えたり、MP(グリセリン)ソープを作ったりして地域の方々にプレゼントしました。そういった取り組みを進める中で、もっと石けんについて学習を進めるようになり、やがて「世界の環境」について考える場面に出会いました。
そして、インドネシアの環境問題に取り組むWaste4Changeの松葉さん、サカさんからインドネシアの環境問題についての授業が行われました。インドネシアには世界で一番汚い川に認定されてしまっている、チタルム川という川があります。水面は一面、浮かんだごみで埋め尽くされています。そして瀬ケ崎小学校の子どもたちとそれほど変わらない年の子どもが、水面に浮かぶストロー集め、生活の足しにするために売っているのです。
そんな実情を知った瀬ケ崎小学校の子どもたちは、自分たちには何ができるのか、を考え、自分たちで作った石けんを販売し売上を寄付しようと考えました。しかし、石けんを作って販売するには様々な許可が必要だったり、お金がかかったりとたくさんの問題がありました。そこで、地域の企業を巻き込んだ石けん作りがはじまり、黒船石けんが誕生しました。
「せがさきタイム」の一連の取り組みの後、単発の寄付で終わってしまっては真に持続可能にはならないということで、サーキュラーエコノミーの考え方に基づき、黒船石けんを持続可能な商品として販売していくこととなりました。
黒船石けんのサーキュラーエコノミー
- 地域企業の協力で作られている商品なので、販売することで地域活性化につながる。
- 多くの人が石けんを使うことで健康の増進に貢献する。
- 売上の一部で種こんぶを寄付し、こんぶがCO2を吸収することで環境問題に貢献する。
- 売上の一部と、食べられないこんぶ・ゴミになるみかんの皮が次の黒船石けんの製造に活用され、持続可能な商品となる。
地元企業や団体が協力して製造
黒船石けんは、「はまっ子未来カンパニープロジェクト」の取り組みとして、学校と企業などが連携して作り上げた石けんです。
「はまっ子未来カンパニープロジェクト」は、学校と地域、企業などが連携し、社会や地域の課題を児童生徒が主体的に考え解決するために取り組む、横浜市のキャリア教育事業です。子どもたちの地域への想いを、地元企業が賛同し、協働することで実現した石けんです。
老舗企業による安心、安全な製品
創業100年を超える老舗の太陽油脂株式会社が製造しています。自然由来の原材料にこだわった製品づくりをしています。
炭成分配合で毛穴の中まですっきり
炭プラスラボ株式会社の良質な竹炭を使用しています。炭には汚れを吸着・除去してくれる効果があるため、毛穴の中まですっきりした洗い心地です。
みかんの香りでリラックス
アマンダリーナ合同会社のみかんの皮を粉末状にしたものを配合しています。みかんの皮に含まれる成分が脂汚れを落とし、さわやかなみかんの香りが広がります。
昆布の保湿成分でしっとり
金沢漁港沖でブルーカーボンを目的に計画養殖している昆布「ぶんこのこんぶ」を生産する、幸海ヒーローズの昆布を配合。昆布に含まれる「フコイダン」という保湿成分で、洗うほどにしっとりします。
黒船石けん
発売元:SDGs 横浜金澤リビングラボ |
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製造販売元:太陽油脂株式会社 |
標準重量:85g(枠練り石けん) |
原産国:日本 |
成分:石けん素地、水、グリセリン、ウンシュウミカン果実油、炭、ウンシュウミカン果皮、マコンブエキス |