米屋菓子舗

 大口の魅力を紹介する『大口自慢』。今回ご紹介するのは、米屋菓子舗です。

 創業は、なんと昭和25年!大口で幼少期を過ごした人なら誰でも知ってるお店です。店内には最近では珍しくなった量り売りのお煎餅や飴玉が、昭和の香り漂うガラスケースいっぱいに並んでいます。お店の看板おじさんは掛作冨夫さん。創業以来長期のお休みをしたことは一度もなく、今でも朝は配達、昼は店番と元気に働いています。お歳を聞いてびっくり!とても84歳にはみえません!「昔はさ、乾パンがよく売れたんだよ〜。協進さんのおばあちゃんがよくお孫さんと買いに来てくれたなぁ。」と、40年以上も前の思い出話をしてくれました。おばあちゃんは先々代の社長、連れられていた孫というのは現社長です。

 この季節大人気なのが、店頭で座って食べられるかき氷。シロップは何種類かけてもOK!全種類かけはレインボーと呼ばれています。店頭で作るたい焼きは「夏でも冷たい物が苦手な方もいらっしゃるからね」と、猛暑の夏にも焼き続けているという心遣い。

かき氷200円 ハーフサイズは120円(2017年7月20日)

 お店の前では「おぅ!おかえり!」「おじちゃん暑いね!」と、子どもも大人も笑顔で挨拶。忙しい現代には忘れられがちな人と人とのあったかい繋がりを感じました。大切にしたい大口の街の良さが詰まったお店です。

米屋菓子舗
横浜市神奈川区大通16
電話番号:045(401)6497
営業時間: 10時〜19時
定休日:年末年始以外ほぼ無休

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