今年3月の1ヶ月間、おおぐち通商店街で「まちゼミin大口」が開催されました。この「まちゼミ」は、「商店主がみんなで取り組む お店と街のファンづくり」をコンセプトに全国商店街支援センターが推進しており、いまでは300を超える地域で開催され好評を博している商店街活性化のプログラムです。
「まちゼミ」は、商店街の店主などが講師となり、プロならではの知識やコツを無料で地域住民にセミナー形式で提供します。本業についての講座だけでなく、店主の趣味や、周辺のお店とのコラボ企画もあり、気軽に参加できるテーマになっています。少人数制にすることで参加者同士でコミュニケーションがとりやすく、楽しい時間を過ごしてもらって、お店のファンになってもらうことを目的としています。お店では開催期間中の2日〜3日を設定して講座を開催しますが、講座数も開催時間も自由なので、複数講座を開催するお店もあります。
今回の「まちゼミin大口」は、横浜信用金庫大口支店が発起人となり、飲食店、美容院、整骨院、歯科医院、電気店、金物店、酒屋、不動産など、商店街を中心に多種多様な29店舗が参加し、38講座を開きました。
〈電気店店主の『私が手術で治した脊柱管狭窄症』〉、〈県議会議員の『フラダンス健康体操』〉、〈不動産会社社長の『初心者のゴルフ講座』〉、〈クリーニング店の『簡単にできる!グラスアート』〉、そして〈協進印刷の『すぐ身につく超実用的な中国語』〉などなど、おもしろ講座が多数開講されました。
キックオフから開催までに約1年をかけ、全国商店街支援センターの講師から基礎を学び、グループワークで講座内容を考え、キャッチコピーを練り、いつもとは違う時間を過ごして参加店舗同士の距離も縮まりました。これもまた「まちゼミ」の効果だと思います。
次回は半年後?ますます大口が元気になりそうです。