全日本印刷工業組合連合会(全印工連)が発表している新成長戦略「全印工連2025計画 新しい印刷産業へのリ・デザイン」のセミナーの講演録が、神奈川県印刷工業組合の会報誌「神奈川印刷ニュース」に掲載されています。このセミナーは今年1月に神奈川県印刷工業組合が開催し、講師を全印工連 産業戦略デザイン室 副委員長で、全印工連2025計画の企画・編集責任者でもある弊社代表の江森が務めました。
これだけインターネットが急速に発達している昨今のことですから、このブログをご覧いただいてる方の中にも「印刷会社さんは大変なんだろうなぁ」と思っているかたもいらっしゃるかと思います。初対面の方と名刺交換したときにそのようなご心配をいただく場面がありますが、そんなとき私たち印刷会社自身が、印刷会社に対する古いイメージを一新する情報発信ができていないのだと痛感します。
みなさまの感じる「印刷会社」ってどんなものでしょうか。名刺や封筒、チラシなどを印刷するだけなんだろうと思っていらっしゃいませんか。でも実際はそうではなく、マーケティングリサーチを仕事にしている印刷会社は全国にたくさんありますし、店舗備品の在庫管理や発送代行をしている会社もあります。
ICT技術の高度化によって、印刷産業の仕事も変化し、多様化しているのですが、それでも一般的な印刷会社へのイメージが変わらないのは業界の情報発信力の問題なのだと捉えています。
多種多様な業種と取引ができる印刷会社だからこそ価値あるサービスを提供し、“印刷会社”のイメージ改革に努めていきたいと思います。