5月21日井土ヶ谷アーバンデザインセンターおひさまひろばで、認定NPO法人エンパワメントかながわ主催のイベント「C for C 〜子どもたちのために、あなたにできることを探しませんか」が行われました。
”C for C”とは、C(Community, Company and something)for C(Children)のこと。一般企業、NPO団体、行政機関など多種多様な約50名が参加し、「子どもたちのためにできること」について考えました。
グループワークでは「今の子どもに対してどう思う?」という問いかけに、「実はそれって大人の問題じゃない?」と気付かされることも多くありました。
事例報告では、当社社長江森のほかに株式会社太陽住建の河原勇輝社長、子どもの未来サポートオフィス代表の米田佐知子さんが登壇され、いまの子ども事情や様々な取り組みについてお話ししてくださいました。
その中で印象深かったのは、15~24歳の死因第1位は自死であり、高校生以上でみると1日に3.6人が亡くなっているという日本の現状です。大人と関わる機会が少なくなっていくなかで、「孤独感」「居場所がない」「助けてといえない」と感じている若者が増えていることが影響しているそうです。
もうひとつ、少子高齢化を逆さまに見たら、ひとりの子どもに対して大人がたくさんいるということで、子どもひとり当たり6人強の大人で支えられる計算になるということです。「これは凄い!」と、まさに目からウロコでした。だったらサザエさん一家より強いじゃないか!何かできるはず!!
社会に出てきた時に教育するのは企業の役目。だからこそ、子どもの頃からたくさんの大人と関わりを持ち、自己肯定感を育み、大人になる準備をして社会に出てきてもらうために、企業も子どもの教育に関わらなくてはならないのです。当社でも当事者意識をもって取り組むために、江森が応援団長になって「母校にCAPを贈ろうプロジェクト」を発足させます!
子どもたちのために、あなたにできることを探しませんか。