職人ノ腕

カタログ製作等で発生する、商品のカラーチップとの色合わせ。カラーチップが紙ではない素材でつくられていることも多く、それをCMYKの狭い振れ幅の中で表現するのはとても難しい作業になります。今回のカラーチップ見本はピカピカのビニールで、CMYKで表現できない色(蛍光色やオレンジ色など)も多く含まれており、なかなか手強い素材でした。画像データをひとつひとつ丁寧に解析し、色相、明度、彩度、コントラストなどを変化させ、カラーチップの特性に近づけていきます。それをプルーフ出力し、確認、微調整を繰り返します。この補正を全ての画像に施し、いよいよ下版(オフセット印刷用の製版作業)へと進みます。印刷機に版をセットし、本印刷をはじめます。機械から出てきた本紙の色が合わずにふりだしへ戻ることもありますが、ほとんどのケースで、誰よりも創造力の高い工場長がインキの量を繊細に調整して合わせてくれます。ものづくりは、やはり職人の腕によってなりたっているのです。※画像左がカラーチップ、右が本印刷

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