下手の横好き 僕のやめられない話

ついこの前までの地獄のような蒸し暑さが嘘みたいに感じられる今日この頃。気温が上がる日があっても湿度やら空気感はすっかり秋めいていて、いつもの道を歩いていてもなんだか全然別のところに来てしまったかのような気分になる。
僕は日常的によく音楽を聴くが、この2022 年においてもまだケーブルのついたイヤホンを使っている。といっても別にハイテクがわからないとか、耳からうどんを出しているのが恥ずかしいとかそういう理由ではなく、単純に音質の面で有線イヤホンの方が優れているからそうしているだけだ。
そもそもワイヤレスのイヤホンは、一度音のデータを圧縮してからイヤホンに送信し、イヤホン側で再展開して再生するという方法をとっている。この過程でどうしてもロスが発生してしまうので、原理的に言って有線イヤホンの方が音質は良いに決まっている。なんて話をしてもだいたい聞き流されるか、もっとひどいと嫌われてしまう。
とにもかくにもいつも音楽を聴くわけだが、季節が変わると聴く音楽の内容も変わってくるものだなと感じる。夏の暑い時期は、アップテンポでギターが主体の音圧高めの音楽を聴きがちなものだが、涼しくなってくるとジャズとか落ち着いた音楽を聴きたくなってくる。
世の中の音楽も同じ傾向にあって、いつ誰が始めたのか知らないが、それぞれの季節らしい楽曲やアレンジの工夫がされているものだ。夏はTUBE、冬は広瀬香美、みたいな感覚は、多くの人の共通認識として成立している。
流行りものの音楽は最近はあまり聴かないので、そんなことはないと言われてしまうかもしれないが、近年の音楽は昔より季節性を感じないものが多くなっているように思っている。コロナ・パンデミックで外出する機会が減ったことで、季節を感じる機会も減ったということが、少なからず影響しているのかもしれない。
そんなことを思ったり思わなかったり、秋の空気を感じながら耳を傾けるのはJonathan Kreisberg のAutumn In New York。

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