カスレ似の洋風煮込み

フランス南西部の郷土料理「カスレ」。本来は豚の塩漬け肉や鴨のコンフィなどで作るようですが、日本では手に入りにくかったり、仕込みが面倒だったりするので、よくある食材でアレンジしてみました。ベーコンとソーセージの燻香が食欲をそそります。

●材料(4人分) 鶏もも肉…2枚、にんじん…2本、トマト…大1個、玉ねぎ…1/2個、ベーコン…3枚、ソーセージ…4本、ミックスビーンズ水煮(缶詰)…200g、パン粉…適量、にんにく…1かけ、白ワイン…30cc、ローレル…1枚

●作り方
① 鶏肉はひと口大、ベーコンは3cm幅、にんじんは乱切り、玉ねぎはくし形に、トマトはざっくり1/16ぐらいに、にんにくは縦半分に切る。
② 鶏肉を皮目から両面こんがりと焼く。
③ ②に玉ねぎ、にんじん、にんにくを入れてさっと炒め、ベーコン、白ワイン、トマト、ローレルを入れ、ふたをせずに20分煮込む。(トマトから水分がでるので水はいりません)
④ 20分煮たらソーセージを入れて、さらに5分煮る。
⑤ 塩コショウで味を整えながら水分調整。(あまり汁気が多すぎない方がよい)
⑥ 耐熱容器にミックスビーンズの半量を敷き詰め、その上に⑤を流し込んだら、上から残りのミックスビーンズをちらす。
⑦ パン粉をふりかけ、200℃のオーブンで7分焼いたらできあがり。

●この料理にはこのワイン!

バロン ド レスタック ボルドー ブラン

 フランス南西部のワイン産地といえば言わずと知れたボルドー。ボルドーといえば赤ですが、この料理には白があいます。ちょっとワインが揃っているスーパーなら簡単に手に入り、デイリーワインとしては大変評価が高いコスパ抜群のこのワイン。柑橘系のすっきりとした辛口でありながら、燻香と鶏の油に負けないオーク樽由来の甘いバニラ香がリッチな印象を与えます。グラス片手にそっと目を閉じれば、そこはフランス!(江森克治)

原産国:フランス(ボルドー)
品種:ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン
価格:1,000円前後

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