一の宮写真館

 大口の魅力を紹介する「大口自慢」。今回はちょっと足を伸ばして、おとなり入江地区の「一の宮写真館」さんを訪れました。

 創業は1912年(大正元年)。先代が野毛で開業し、今年で102年目を迎える老舗の写真館。二代目を継いだご両親の時代は、進駐軍や軍人さんからの依頼も多かったといいます。今回お話を伺ったのは三代目の高野光弘さん。一之宮神社の近くに写真館を構え、奥様、息子さんと共に地域の人たちの姿を撮り続けています。

 お客さんの中には、幼少の頃から十数年にわたり、ここで写真を撮り続けている方もいるそうです。途中、子供たちに反抗期があったり、それでも、翌年には再び写真を撮りに来てくれたり…。子供たちの成長や微妙な心の変化を、高野さんはレンズを通して見守り続けてきました。

 最近はお子さんの自然な表情が撮影できるということで屋外撮影の人気が上昇中。お子さんの気分が乗らない時は、撮影時間の大半をお子さんと遊ぶ時間に充て、残りの10分で撮影!ということもあるとか。満ち足りた気分のお子さんの姿は、『とっておきの一枚』に。写真を見つめる高野さんの優しそうな眼差しが、とても印象的でした。

 そして、一の宮写真館に新風が。来年、写真館を全面改築し、スタジオを一新!息子さんによる新しい撮影方法も取り入れる予定とのこと。ご期待ください!

一の宮写真館
横浜市神奈川区入江1の7の30
☎:045(421)2810
営業時間:午前9時〜午後8時
定休日:水曜日

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