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色の豆知識26 / ブランドに色を与える

新しい会社や商品を立ち上げたとき、ロゴの色はどのように決めているのでしょうか?
コーポレートカラーは、企業やブランドのイメージを大きく左右する重要な要素です。
与えたい印象や、色が持つイメージをよく考えて選ぶことは、しっかりとしたブランドを構築するためにとても大切です。

ブランドイメージから考えたり、業種などを連想させる色、または創業者の好きな色やラッキーカラーを用いることもよくあります。
「色を決めるのは本当に難しい」と耳にすることも多いです。

コーポレートカラー(イメージカラー、シンボルカラー)は、その組織やブランドを象徴する色です。
一度色を決めたら、ロゴやWebサイトなどで一貫して使用することで、人々に深く印象づけることができます。
例えばコンビニを見かけたとき、看板の文字を読まなくても、大部分の人はどのお店かすぐに分かることでしょう。
このように、しっかりと構築されたブランドは、「企業・ブランド・色」が密接に結びつき、人々の記憶に残り続けます。

コーポレートカラーには、分野ごとにある程度の傾向があるとも言われています。
以下はその一例です

●青:IT、教育、ビジネス関連、精密機械など

●赤:食品、飲食、エネルギー

●緑:環境、農業、生活関連

●ピンク:お菓子、子供用品など

あえて色を使わない「黒」も、その視認性の良さから、分野を問わず人気があるようです。

多くの企業は、自社のコーポレートカラーに名前をつけて運用しています。
ニックネームのような場合もありますが、多くはその色に特別な想いを込めている証だといえるでしょう。
たとえば、みずほグループの「コズミックブルー」や、「ドコモレッド」など、社名の一部を取り入れた例もあります。
ちょっとした話の種にもなりますし、自社やブランドを大切にしていることも伝わりやすくなります。
コーポレートカラーを決めたら、ぜひその色に名前をつけてみてはいかがでしょうか。

色に名前をつける機会はなかなかないもので、新しい色を生み出す経験は本当に貴重です。
ブランドにとっても、あなた自身にとっても、特別なものになるはずです。

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