株式会社ブランド総合研究所の「第4回地域版SDGs調査2022」では、その都道府県に住む住民へのアンケートによって、都道府県ごとのSDGsの取り組み評価をランキング化して発表しています。その結果鳥取県が1位に輝き、見事V3を達成しました。
この調査自体は住民に対して行われたものであり、かつその調査対象も、各都道府県500名程度であり、この結果がすぐにそのまま実際の取り組みの充実度につながっているかといえばそうではないでしょう。
しかし、Google Trends(任意の単語の検索数に関して、その推移や地域別の割合などを確認できるツール。表示される数値は相対値です。)の小区域別のインタレストで、投稿日時点から過去12ヶ月間で表示したところ、鳥取県は2位という結果でしたので少なくとも地域としての関心度は高い傾向にあると言えると思います。
ただ同時に、Google Trendsではぶっちぎりで1位の岐阜県が、本調査では最下位という真逆の結果になっています。
人々の関心が高いからこそ、かえって現状の取り組みはまだ不十分だという評価となってしまったということなのかもしれません。
調査の精度は置いておくにしても、いずれにせよ、SDGsの取り組みは評価されてしかるべきものです。そのためには、取り組みとして意味のある適切なものであるのか、またそれらの取り組みをちゃんと発信できているかということをしっかり点検することが重要です。
↓Google Trendsの検索結果