紙製クリアファイル・関連情報

脱プラ・紙への切り替えは意味がある?

プラスチック製品の使用を減らすことに、紙への切り替えは意味があります。一方、CO₂などの環境負荷全体は素材名だけでは比べられません。何を減らし、どの場面で使うかから、切り替えの判断を整理します。

減らす対象によって、答えは変わります

プラスチック製の配布物を紙製へ置き換えることは、プラスチック製品の使用を減らす手段です。ただし「プラスチックを減らす」「回収して再利用する」「CO₂排出量を減らす」は、それぞれ確かめる内容が異なります。

プラスチックの使用を減らしたい
まず不要な配布や余剰を減らし、必要な分について素材の代替を考えます。紙へ替えても、使い勝手が合わず別のファイルを追加する運用にならないかが判断点です。
使用後の回収につなげたい
回収できる素材・加工を選び、実際の回収先で受け入れられるかを確かめます。紙製でも古紙回収の対象外の商品があります。回収率・利用率と分別の違い
CO₂排出量を減らしたい
原料、製造、輸送、使用後まで、同じ範囲・使い方で比べる必要があります。「紙だから」という理由だけで削減量を示すことはできません。排出相当量のオフセットとも分けて説明します。

環境省が示す3R+Renewableも、素材を替えることだけに限った取り組みではありません。必要量や再使用、回収と組み合わせて考えることが大切です。

環境省のプラスチック資源循環に関する説明

紙製ファイルへの置き換えで考えると

当社の紙製クリアファイルには防水・耐水加工がなく、PP製より耐久性が劣ります。紙へ替えて使いづらくならないか、使う場所や期間を含めて判断する必要があります。

また、両面半透明タイプは古紙回収の対象外です。素材名だけで決めず、商品の加工と実際の回収先まで確認します。

紙製ファイルへ切り替える際の具体的な確認事項

配布した後の回収も確認する

資料入れやノベルティは、受け取った人のもとへ渡った後、配布側が回収や処分を管理しづらいものです。素材を替える際は、どこで使い終わり、どのように分別・回収されるかも考えます。

ココラボでは、こうした配布後の使われ方も踏まえて紙製クリアファイルを企画しました。2022年サステナビリティレポートで開発・販売の経緯を報告しています。

配布後まで考えた開発の経緯

CO₂削減とオフセットを区別する

プラスチック製品からの置き換えを説明する場合と、CO₂排出量の算定・オフセットを説明する場合では、必要な根拠が異なります。当社製品のオフセットについては、対象範囲と除外項目を公開しています。購入企業のScope3排出量がゼロになるものではありません。

カーボンオフセットの算定範囲を確認する

参照資料