【クラファン情報】「ヘルシーな関係」を親子で学べる絵本で暴力のない未来へ！

ココラボＴＯＤＡＹの記事でも紹介している、認定ＮＰＯ法人エンパワメントかながわが、創立20周年を記念してクラウドファンディングに挑戦しています。
エンパワメントかながわは、「暴力のない社会の実現」を目指して、子どもへの暴力防止プログラム「ＣＡＰ」、デートＤＶ予防プログラムなどのワークショップ開催や、デートＤＶ１１０番などの相談事業を全国規模で展開するＮＰＯで、当社も「母校に
ＣＡＰを贈ろうプロジェクト」で協力しています。
この20年間で、こども基本法の施行や性行為に関する刑法の改正など、暴力を取り巻く社会環境は少しずつ改善されてきましたが、いまだ社会には暴力があふれています。
エンパワメントかながわでは、次の20年に向けて、「ヘルシーな関係」をキーワードに新たなステージへ活動を進めていこうとしています。ヘルシーな関係とは、お互いの違いを認めあい、大切にしあえる（尊重しあえる）、対等な関係のことです。海外では、ヘルシー・リレーションシップ（healthy relationship）、アンヘルシー・リレーションシップ（unhealthy relationship）として啓発が行われています。ヘルシーでない関係とは「いやだ」と思っていても「いやだ」と言えない関係、あるいは、「いやだ」と伝えてもやめてもらえない関係のことで、暴力が起こりやすい関係です。
これまでの活動の中で、恋人間に起こる暴力である「デートＤＶ」当事者は、それ以前に親子間でヘルシーでない関係を経験していることが多いということがわかっています。
子どもにとっての最初の社会である「家庭、親子」において、幼少期の子どもとその親が親子でヘルシーな関係を学び社会全体に広げていくことが、暴力防止につながるのではないでしょうか。
今回のプロジェクトでは、ヘルシーな関係を学べる絵本を製作し、まずは親子で学べるきっかけを作っていきます。ゆくゆくは絵本を活用したワークショップの開発、ワークショップの担い手養成講座なども行っていきたいとのことです。
暴力のない未来に向けて、エンパワメントかながわの挑戦に是非ご協力をお願いします。